市川市のマンション住宅状況(実態調査報告より)2
市川市のマンション施策について
・「市川市マンション管理計画認定制度」の認知度は47.6%であり、過半数の方がまだ知らない状況です。また、あんしん住宅助成制度の認知度はさらに低く、32.7%にとどまっています。
・市川市への要望としては、修繕や設備設置(宅配ロッカー、EV充電器など)に対する助成の増額や対象拡大を求める声が多く、次いで大規模修繕時に信頼できる専門家や業者の情報提供を求める意見が目立っています。
・建築年数(耐震基準)については、1961年(昭和56年)以前の物件が47.4%と約半数を占めており、老朽化対策が急務となっています。
・耐震性の目視確認では、旧耐震基準の建物が多く、耐震基準を満たしていないケースが多いことが課題です。今後は専門家による耐震診断や改修の促進、玄関ピロティーを利用した目視確認が重要となっています。
断熱性能アップで快適な暮らしを-住宅断熱改修促進事業補助金-
近年、夏の暑さや冬の寒さが厳しくなり、光熱費の負担を感じる方も増えています。これに対する対策として、市川市が実施する住宅断熱改修の補助金制度をご紹介します。マンションの専有部でも申請が可能です。
補助対象工事は以下の4項目です。
- 窓・サッシの断熱化
- 窓の高断熱化
- ドアの断熱化
- 壁・床・天井の断熱化
窓断熱化およびドア断熱化は、対象工事費の3分の1を助成し、上限は10万円です。壁・床・天井の断熱化は対象工事費の2分の1を助成し、上限は20万円となっています。
補助金申請から支払いまでの流れは以下の通りです。
① 市内業者から見積もりを取得
② 必要書類を準備
③ 街づくり整備課窓口に申請
④ 決定通知の受領(申請から約3~4週間)
⑤ 契約および工事着工
⑥ 実施報告を申請窓口へ提出
⑦ 助成額確定通知の受領
⑧ 補助金請求の手続き
⑨ 補助金の支払い
快適で省エネな住まいづくりに、ぜひご活用ください。
マンションにおける自然災害(地震・水害)への強みと弱み
■ 高さを電力で克服しながら生活する場所
地震はさまざまな周期の揺れが襲い、高層建物ほどゆっくりとした揺れが続きます。低層で震度3でも、高層階では立って歩けないほどの揺れが長時間続くことがあります。高さによる弱みは揺れ方だけでなく、震災時の停電によってエレベーターが使えなくなることも大きな課題です。停電になると移動や給水が困難になるため、この点を考慮した対策が必要です。
■ 堅牢さがマンションの強み
マンションは鉄筋コンクリート造りの堅牢な建物が多く、自主避難が可能です。避難所まで移動する負担がなく、自宅で多くの人と接触せずに生活できるのもメリットです。衣服や布団が手元にあり、水の備えがあれば快適な避難場所となり、安全に守られます。
■ コミュニティでの防災力の発揮
防災には「自助」「共助」「公助」の三つの柱がありますが、マンションの住民同士が協力し合うことで共助の力を強化できます。例えば、高層階に水を運ぶ際も協力すれば効率的に対応可能で、一人では難しいことも実現できます。
■ マンホールトイレの活用
マンションでのトイレ問題は深刻ですが、マンホールトイレの設置などで代替手段を確保できます。
■ 次回の市管ネット開催日
令和8年9月27日(日)午後1時30分より
(総会・勉強会・その他)