あなたが 楽しく・楽に 今できること
私たちが独自の防災計画を組み立てる際、何よりもまず「想定」が不可欠となります。いつ、どのような状況で自然災害が発生し、どのような被害を受けるのか。国が策定する防災計画も、すべてはこの「想定」から始まっています。
例えば、冬の早朝に震度7の地震が発生した場合を考えてみましょう。火災の発生件数、倒壊家屋の数、死傷者や帰宅困難者の人数などを綿密に予測し、その上で「建物の倒壊や火災を何件防ぎ、犠牲者を何人減らせるか」という具体的な目標を掲げて対策を講じていきます。
ただし、豪雨災害の場合は予測を大きく超える規模に発展することが少なくありません。そのため、災害発生後の検証結果をもとに、次の想定をアップデートしていく必要があります。
これは個人の生活やマンションのコミュニティにおいても同様です。防災の成否を分けるのは、まさに「想定する力(想像力)」にかかっています。
とはいえ、何の枠組み(フレームワーク)もない状態では、イメージを膨らませようとしても内容が乏しくなりがちです。そこで、「いつ」「どこで」「何をしている時」「誰といるのか」という具体的なフレームに当てはめて考えてみると、被害の想定がグッと現実的になります。その上で、想定される被害に対する事前の「備え」と、発生後の「対処」を組み立てていくのです。
この作業を進める際は、ぜひ家族やマンションの住民など、何人かで集まって「ゲーム感覚で楽しく」取り組むことをお勧めします。私たちがなかなか行動に移せない背景には、「自分は大丈夫」と思い込む「正常性バイアス」が働いています。これは災害の可能性について考えること自体にストレスを感じ、思考を停止させてしまう防衛本能のようなものです。この心理の壁を打ち破るためには、「楽しさ」が何よりも強力な武器となります。
同時に、「いかに楽(らく)に実現できるか」という視点を取り入れることも、行動へのハードルを下げ、継続するための重要なポイントです。
緊急事態において、人間の心理がどのように働き、それが生死を分けるのか。私たちは過去の災害から得た教訓として、これを深く理解しておく必要があります。いや、もしかすると、行動を起こせないでいる「今」こそが、まさにその教訓を実践し、活かすべき絶好のタイミングなのかもしれません。
マンションでの防犯対策と健康管理
マンションでの防犯対策
・付きまといによる事件・事故
マンションの自動ドアは、自分が入館した後に後続の人が続いて入ってきてしまうと、オートロックの防犯意味が失われてしまいます。知らず知らずのうちに不審者を招き入れてしまい、自身が危険にさらされる恐れがあります。マンションに入る際は、必ず背後に付きまといや不審者がいないか確認する習慣をつけましょう。
・エレベーターでの注意
エレベーターは密室かつ孤立しやすい空間です。監視カメラが設置されていたとしても、死角が存在します。知らない人と乗り合わせる際は、周囲の状況に十分注意を払いましょう。
・マンション住民とのコミュニケーション
日頃から住民同士で顔見知りになっておくことが大切です。普段からコミュニケーションがあれば、見知らぬ不審者を容易に見分けることができます。挨拶をはじめとする日頃の交流を大切にし、マンションのイベントや会合にも積極的に参加しましょう。
汗が創る健やかな身体
酷暑の中でかく汗は敬遠されがちですが、実は身体にとって非常に大切な役割があります。
- 体温調節をする
- 肌に生息する悪玉菌の繁殖を抑える
- 温度変化を感知する
- 神経伝達によって発汗を促す
暑さに負けない身体づくりをし、上手に汗をかいて健やかな状態で秋を迎えましょう。
〈汗をかきやすくする生活習慣〉
・軽い運動をする(ジョギングやストレッチを取り入れる)
・ぬるめのお湯で半身浴をする(水分補給をしたうえで、40度前後の湯船に浸かり、30分ほどでスッキリと汗を流す)
汗は汗腺から分泌されます。汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」がありますが、体温調節のための汗は主にエクリン腺から分泌されます。まず塩化ナトリウム(塩分)などのイオンを含む原汗が分泌され、それが汗腺を通る際にナトリウムイオンが再吸収されることで、サラッとした質の良い汗になります。サラッとした汗は健康のバロメーターです。
次回のお知らせ
次回の市管ネット開催日:令和8年10月18日(日)午後1時30分より(会合・勉強会・その他)