再度警告 一 住民なりすまし問題・・・
朝日新聞が先月3回にわたって「マンション大規模修繕工事の委員」として住民になりすましていた問題について記事として取り上げていました。マンションの住民らでつくる大規模修繕の委員会に、社員を偽名で参加させていた工事会社の男性社長が朝日新聞の取材に応じたという内容が書かれていました。修繕工事の受注が目的で参加しているとし、これまでの件数は「40件くらい」と話しました。この会社は大阪市に本社があります。神奈川県のマンションの大規模修繕工事委員会に偽名で参加し、県警に逮捕されました。社長は取材で「マンション修繕委員会に参加し始めたのは2020年ごろ」と説明しました。修繕予定のマンションのポストにアルバイト募集のチラシを入れ、応募してきた住民に接触。その家族らの名をかたって「代理出席」し、委員会で議論した例が多いといいます。委員会に参加したマンションの数は「年間に10件あったとして4年で40件」と話しました。大規模修繕工事が中心で、関西よりも関東の方が多かったとのことです。そのすべてで受注できたわけではないとしました。社長の主張によると、同社は17年ごろまで、マンション修繕工事を受注する際、マンションの管理会社にマージンを支払わされていました。社長は工事費が割高になっていると考え、住民に直接同社をアピールする営業を始めたといいます。営業の中で修繕委員会について住民側から「自分で行ったって知識がないから代わりに行ってくれ」と頼まれたと主張。住民になりすまし委員会に入り込む手法が生まれました。住民の親族らが委員会に参加する例はよくあるとし、社長は「正直罪の意識はなかった」と話しました。警察に摘発されたことは「想定外」とのことです。今後については「同じ手法を取っていくつもりはない」と話しました。ただ社長としては「なりすましの背景には管理会社から取るマージンがあることを知ってほしい」と話しました。大規模修繕工事でなりすましが行われると工事の内容がゆがめられることがあるので特に注意が必要です。
(朝日新聞2026年3月23日より)次号2回目を掲載

建物トラブル-ここを見直して!
今回のトラブルは「空調設備」についてです。快適な環境維持には空調設備は欠かせません。清掃・点検・ドレン管の洗浄まで総合的に管理することが大切です。
1)ほこり・バイ菌を徹底清掃するダクト清掃
2)清掃と点検で空調機をメンテナンス
3)定期清掃で熱交換効率が違う、省エネを実現
各戸のエアコンも定期清掃を実施することで性能が向上します。


市川市のマンション実態調査について(内容把握)
令和7年度に実施しました「市川市マンション実態調査の書類」が送られてきましたので、その概要について報告します。今回は第1回目です。(市内分譲マンション638管理組合の767棟)
*トラブル上位10
1位・水漏れ
2位・生活音
3位・管理費等の滞納
4位・違法無断駐車
5位・雨漏り
6位・役員・専門委員人材不足
7位・違法無断駐輪
8位・バルコニーの使用方法
9位・共用廊下等の使用方法
10位・ペットの飼育
これらについては3月20日のセミナーにて対処方法等を提示しました。

高齢者(65歳以上)単身世帯はマンション全体の84%となっています。単身世帯のマンション竣工年が1981年以前のマンションで高齢者単身世帯の割合が多くなっています。以下の項目については次号より掲載します。